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大きく描かれたピンクの“手毬”は古くから女の子の遊び道具として親しまれてきたものです。女性らしさや可愛らしさを表します。また、その丸い形から「丸々と育つように」「万時丸くおさまるように」という意味もあります。お子様の成長や幸せな人生を願うシンボルとも言えますね。また「円満な家庭を築けるように」との想いや、「魔よけ」「厄除け」の意味で嫁入りの時に持たせる風習もあったため、女の子にとってお守りのような存在でした。毬から可愛らしく顔を出している“うさぎ”は縁起の良い生き物とされています。うさぎは後ずさりせず前へ跳ねて移動することから、「物事がトントン拍子にうまく進む」「飛躍」「行動力」の意味を持ちます。また月の使いとも言われていることから、「ツキを呼ぶ」という意味や、長い耳に由来し、「福がある」という意味も持ちます。そして「子孫繁栄」の象徴でもあり、幸運のシンボルです。毬に描かれた桜の花はハートの形のようで、可愛さあふれます。桜の花は古くから日本人に親しまれてきました。春になると一斉に花を咲かせるので「豊かさ」「繁栄」の意味を持ちます。縁起の良い絵柄があしらわれたお子様の幸せな未来を願う一着です。