注文

ピンクのぼかしが入った赤い被布には、幼く可愛らしい3歳の女の子にふさわしい華やかさがあります。描かれる文様はどれも古くから大切にされ、縁起が良いと言われるものばかりです。花びらが舞う様子も描かれている「桜」は、春の訪れを象徴しますが、その美しさに新たなスタートを応援する意味合いがあるとして、季節問わず使われてきました。また花びらが幾重にも重なっている「菊」は災いから身を守ってくれる魔除けとされ、浄化や長寿の意味合いも持っています。花々を丸く描いた「花輪」は、女の子のまん丸く可愛らしい様子を表し、幸せを象徴します。同様に丸く円満を意味する「手毬」は女の子の幸せを象徴するような文様です。何事もうまく行き、苦労のない人生を歩みますようにというご家族の願いが込めらています。円のふちが欠けたような文様は「雪輪」と呼ばれる雪の結晶を文様化したもの。たくさんの雪が降った次の春は豊作になると言われるため、五穀豊穣の意味があります。これらの古典的な文様が可愛らしさと幸せを表現し、喜びあふれる仕上がりとなっています。