注文

晴れの日らしい、そして3歳のお嬢様らしい赤い着物が、幅広い年代の方に好感を持ってもらえる、七五三らしい装いです。くすみのない真っ赤な色の着物。このような色の着物をお召しになられるのも、ごく限られた年齢のうちではないでしょうか。最近では七五三で無地の着物姿をあまり見かけなくなりましたが、無地の着物は色無地と呼ばれ、格のあるもの。七五三は古くからの儀式が姿を変えた伝統行事ですから、色無地は七五三に相応しい着物です。色無地を選ぶ時のポイントは言わずもがな、柄がないので、色がそのまま着物の善し悪しです。こちらの色無地は幼いお嬢様の可愛らしさを引き出してくれる、この赤い色が魅力です。着物に柄がない分、被布はたっぷりとした柄付けの物を選びました。大きく描かれているのは梅の花。松竹梅で知られるとおり、縁起が良いとされる花の代表です。そんな梅の背景は亀甲文様、その亀甲文様の中には様々な植物が描かれています。亀の甲羅からその名のついた亀甲文様は、亀が長寿の象徴であることから、古くから吉祥文様とされてきました。お子様の健やかな成長を願う七五三に相応しい文様といえるでしょう。被布の文様の中の赤い色が着物の色とリンクすると同時に、被布の中の緑色も引き立っており、とても調和のとれたコーディネートです。伝統的な行事である七五三だから、格式を感じさせる装いで迎えたい、そんなお考えの親御様にお薦めの装いです。