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きれいな空色のお着物に目を引く雪のような被布（ひふ）は、見るものを「ハッ」とさせる注目度があります。まさに秋初を感じさせる花薄（はなすすき）です。秋の空は青々と澄み渡り空気も清涼感あふれる季節、そんな雰囲気を感じさせる3歳被布セットをデザイン致しました。お着物全体にちりばめられている梅の花は、厳しい冬を耐え忍び、春に美しい姿を見せてくれるため「忍耐力」「美」を表し、美しくも力強い花として愛されています。「梅の花のように強く美しく育って欲しい」親心が表現されているのでしょう。菊の花は、皇家を象徴する花として有名ですね。丸い形が太陽を思わせることから、花柄の中でも最も位の高い花として用いられています。そのほか長寿、無病息災、邪気払い、心身を安定するなど様々な意味を持っています。花々の後ろに描かれている格子柄は“市松模様”と言い、柄が途切れることなく続いていることから、「子孫繁栄」「事業拡大」など縁起の良い模様として長く人々の間で愛されています。お着物に羽織る被布（ひふ）を白にすることにより、お着物の空色が映えていますね。もちろん被布（ひふ）にも、おめでたい梅の花や菊の花が描かれています。晴れの日は、この清涼感あふれる空色のお着物をきておめでたい記念日をお祝いいたしましょう。