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主婦タレントとして雑誌やテレビＣＭなどで活躍している“乙葉”さんがプロデュースした作品です。 「家族の絆」をテーマにし、日本中の子供たちとお母さまのための本格的な着物として提案されています。古来より使用されてきた格調高い古典文様を用いて、愛らしくも清楚な着物を表現しています。 お着物全体に描かれている鼓（つづみ）は、雅楽（ががく）を演奏する時に用いるものを文様化したものです。楽器は音色が美しく、神に伝えるための方法であるとして使われました。お子様の人生で物事が「良く成る」ようにと親の願いがこもっています。優雅な形に品格があり、晴れ着に向く文様として用いられます。 華やかに描かれている“桜”は、平安時代より日本人に愛されてきた花です。五穀豊穣の神が宿る木として、「豊かさ」「新しい門出」を意味しお祝い事には好まれて描かれました。 折鶴は鶴と同じく、「生命力の豊かさ」「長寿」神秘的で縁起の良い鳥とされ、幸せを祝う場の着物にえらばれてきました。 お着物に羽織る被布（ひふ）には、大きな“梅”のつぼみのつまみ細工が豪華に飾られています。梅は厳しい冬を耐え忍び、春に美しい姿を見せてくれることから、「忍耐力」「美」を表し、美しくも力強い花の意味があります。強く美しく育って欲しいという親の心からの願いがこもった作品です。