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黒でクールにまとめた着物と印象的な羽織のコーディネートがシンプルでかっこいい1着です。近年の七五三の着物は、袴にもグラデーションや派手な柄があしらわれていることが多く、シンプル好きの方には少し派手過ぎる印象のものも多いです。ですがこちらのお着物は、着物と袴は黒に抑え、羽織の柄の豪華さが際立つコーディネートになっています！正面と背面にあしらわれているのが、鋭い目と爪を持った鷹。鷹といえば、初夢でみると縁起が良い「一富士、二鷹、三茄子」と言われるほど、日本人にとって馴染深い存在です。なぜ鷹は縁起が良いかご存知ですか？優雅に空を飛びながら、その鋭い眼力で獲物を見つけ、一度大きな爪で獲物を掴んだら離さない。そんな鷹の先見の目とチャンスをがっちり掴む力にあやかり、そんな目と力を持った大人に育ちますようにという願いが込められているんです。鷹の下には矢筒に入った矢があしらわれています。矢は武士の象徴だったため、逞しさを表すと同時に「的を射る」という意味を持っています。先を読み、しっかりと目的を達成できる男の子に成長して欲しい！というご両親の願いを着物に込めてみてはいかがでしょうか。