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クリームゴールド系のお着物と羽織が、お顔を明るく見せてくれそうなこちらのお衣装。お色は優しいトーンで、どなたにも合われるかなと思います。描かれている繰り返し文様が、とてもモダンな雰囲気を醸し出しています。遠目に見ると、少し変わった市松模様かな、という風に見えるのですが、近寄ってみると、一つ一つが幾何学文様で構成されています。これと言った呼び名はないのですが、唐草などの植物をモチーフにしてあるのだと思います。自然物は、生命力に溢れていて、ナチュラルな造形美を見せてくれるので、お着物の文様としては古くから用いられてきたものです。袴は、縞文様（しまもんよう）です。洋風に言うと、ストライプですね。黒地に白の縦線が入っていて、所々に菱形の文様が入っています。お洋服でもそうですが、縞文様は縦のラインが強調されるので、すらっとスタイルが良く見えます。年齢を重ねられたお坊ちゃんのご成長が、よりリアルに感じられるかもしれません。キラキラと希望の光を集めながら、足元はどっしりと力強く。そんな思いが込められているかのような、お衣装です。ちょっぴりお兄さんになられたお姿を、ご家族でお祝いされるのが楽しみですね。