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「業（わざ）と美を追求」し、より高度な匠の技を生かしオリジナリティあふれる美しさを生み出し続けている「青柳」の着物。そんなこだわりぬいた匠の技が生きた美しい振袖が仕上がりました。ひときわ目につく藤の花、天と地をつなぐとされ「万葉集」にもいくつも詠まれ古き時代より「めでたきもの」「貴なるもの」として愛されている花です。小さな細かな花びらを沢山咲かせるため「子孫繁栄」や「長寿」「不二」の意味があります。風に揺れる優雅な姿から納得する意味あいですね。藤と共に描かれている丸い花びらが可愛らしい菊の花、香り豊かで「長寿」や「邪気祓い」などの意味を持っています。鎌倉時代の後鳥羽上皇がことのほか愛した花でその模様を身近なものに施した事から今の天皇家や皇家の菊花紋章（十六弁八重表菊紋）となったようです。花柄の中でも最も位が高い花でもあります。5枚の花びらのフォルムが人気の梅の花、寒い冬を乗り越えどの花よりも早く花を咲かせることから「忍耐力」や「美」を意味しています。また「学問に励むと梅が咲く」と言うことわざもあり菅原道真が愛した花とも言われているそうですよ。伝統ある技術で施された花々には美しい意味が込められ奥ゆかしさを感じる振袖ですね。