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ポップに表現したモダンデザインで、le coq sportif（ル・コック・スポルティフ）やユニクロをはじめとする多くのコラボレーションで話題となったSOU・SOUブランド。カラーミーショップ大賞2015を受賞しその名を知った方も多いのではないでしょうか。昔ながらの伝統的な染め織の技術を生かし新しい日本文化の創造をするSOU・SOUの振袖は個性的で存在感があります。そんなポップにデザインされた振袖の「菊」の花は、平安時代中国より伝来し宮中で菊の節句と呼ばれる「重陽の節句」（旧暦9月9日）が明治時代まで行われていました。現代では皇室園遊会（観菊御宴）と名前を変え毎年開催されています。鎌倉時代の後鳥羽上皇がことのほか菊を愛し、身の回りの物に施したことから天皇および皇室の菊花紋章（十六弁八重表菊紋）となりました。色によっても意味があるようです。白菊は「真実を求める」、赤菊は「社会への愛」や「ダイナミック」、大きな菊は「あなたを心から愛します」、紫菊は「高貴」や「上品」です。そのほか「高貴」「高潔」「高尚」の意味が込められています。素晴らしい意味を持つポップなデザインの振袖は個性的な装いを華やかにしてくれることでしょう。