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レトロ可愛い「和風館」の振袖は、古典柄の中にもアグレッシブな印象を持つ個性派振袖です。黒地に躍動感ある鶴模様は「生命力」を感じますね。丹頂鶴の「丹」は「赤」を意味し「頂」はもちろん頭の頂点の意味です。丹頂鶴は、その清楚な体色と気品あるからだのフォルムにより神聖化されています。瑞鳥や縁起の良い意匠として文学や美術のモデルにもよく用いられていますね。また、「皇太子の乗る車」を指して「鶴駕（かくが）」と呼ぶように高貴の象徴ともされています。丹頂鶴は一夫一婦で生涯をともにするため「夫婦円満」の象徴としても有名です。また「長寿」を意味し、神秘的で縁起の良い鳥とされています。そのほか鶴の声は高く「天と地をつなぐ存在」とされ人間と神をつなぐ神聖な鳥とされています。よく「鶴の一声」と言うことわざがありますが、鶴の声が良く響き届くことから有力者の発言や権力の意見とも言われ「天が人に与える声」ともいわれているようです。それだけ存在感ある例えに「鶴」が引用されているのがわかりますね。さらに日本では特別天然記念物として指定されています。古来より幸せを祝う場に選ばれてきた大変おめでたい絵柄なのがよくわかりますね。