振袖って、ハードルが高そう。でも、成人式にはドレスよりも振袖を着てみたい。そんなお着物初心者さんの振袖デビューに、エッジの効いた白いラインに舞い飛ぶ鶴の振袖はいかがでしょうか。鶴は日本人なら誰もが知っている、おめでたい文様。「鶴は千年、亀は万年」というように、延命長寿の意味を持ちます。このように良い意味を持つ文様を吉祥文様といいますが、この振袖は吉祥文様の鶴をレトロモダンにアレンジ。抜けるような青空を思わせる地色と白のラインを背景に、伸びやかな羽根を広げて、舞い飛ぶ鶴たち。よく見ると、ピンク色の羽を持つ鶴の奥にレースのように繊細な羽根の白鶴が隠れています。配色もオシャレです。この舞い飛ぶ鶴の姿が斬新な振袖には、市松模様の袋帯を合わせました。吉祥文様というお約束を押さえながらも、誰よりも目立ちたい方にもピッタリの振袖です。