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斜めに配色された３色は上品でシック。古典文様と合わさりレトロモダンな雰囲気を演出する一着は、落ち着いた大人の女性にぴったりです。人とはかぶらない、おしゃれで個性的な一着をお求めの方に是非おすすめしたいお着物です。中央に描かれた桐文は、古風な美しさと、上品さ、そしてモダンな美しさを兼ね備えます。“桐”は中国から伝わる伝説の瑞鳥“鳳凰”が、まさに“桐”の木に棲むとされていたことから、高貴なものとして扱われてきました。天皇の紋章としての“桐紋”は菊と同様に、皇室専用のものとされてきたこともありました。それゆえに、非常に高貴で、上品なイメージを現在まで保っています。桐の葉には金の刺繍がほどこされ、その美しさが際立っていますね。また、菊の花をモチーフにした絵柄が描かれていますが、こちらは写実的なものではなく、意匠化され、お着物のデザイン性を高めています。桐や菊の高貴なイメージがあるからこそ、おしゃれでモダンな中にも上品な美しさが残るお着物となっています。他にはない、ハイセンスな和モダンを楽しめる一着となっております。