産着について｜着物ライフスタイル

　「お宮参り（おみやまいり）」は、赤ちゃんの初めての晴れ着を身にまとい、昔からの伝統に基づいた行事です。この行事では、赤ちゃんが1ヶ月間無事で成長してくれたことに感謝し、また、将来の健康と幸せを祈り、神様からの加護を願うための行事です。赤ちゃんへの愛情や健康祈願を具体的な形で表現する大切なイベントです。赤ちゃんの初めての晴れ着は「産着（初着・祝着）」と呼ばれておます。

　現代では、赤ちゃんの写真撮影が主要なイベントとなっている傾向があります。
写真館での撮影だけで終わらせるケースもありますし、さらには新型コロナウイルスの影響時には神社に行かずにネット上での祈祷プランが存在したようです。また、自宅でお祝いをするために撮影セットをレンタルするなど、さまざまな方法があります。
家族に合ったお祝いの方法が最適な選択だと考えられます。

　神社に参拝する場合、祖父母の服装は洋装でも和装でも問題ありません。
赤ちゃんが和装であるからといって、祖父母も和装でなければならないということはありません。
ただし、神様に対する失礼な服装での参拝は避けるべきであり、一定以上のマナーを心掛けましょう。
お宮参りは、赤ちゃんの誕生に感謝し将来の御加護を祈る行事ですので、きちんとした服装が望ましいですね。

祖父：礼服またはビジネススーツ
祖母：フォーマルなスーツやワンピース、訪問着
上記のケースが一般的です。

赤ちゃんが主役であり、パパとママが準主役であることを考慮し、過度に華美な服装にならないようにすることが重要です。

　お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝う大切な行事です。 古くから、祝福の気持ちは「お祝い金」を贈ることで表す習慣もあります。 赤ちゃんの祖父母が贈る場合、一般的な相場は5,000円から10,000円程度です。 お祝いを贈るタイミングには決まりはありません。お宮参り当日や事前の準備に役立ててもらうため、早めに渡すのも良いでしょう。 ただし、お宮参りには初穂料、着物代、写真撮影料、食事代などの費用がかかる場合があります。 そのため、祖父母がこれらの費用を負担することでお祝いの気持ちを表す方法もあります。

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