着物サイズに悩む初心者必見!簡単に分かるサイズの選び方|着物ライフスタイル

着物サイズの簡単な選び方

着物を初めて購入またはレンタルする際、多くの初心者が直面する問題のひとつが「サイズ選び」です。
自分の体型に合った着物を選ぶことは、美しい着こなしや快適な着用感を実現するために非常に重要です。
本記事では、着物のサイズに悩む初心者の方々に向けて、簡単に分かるサイズの選び方を詳しく解説します。
着物の基本的なサイズ測定方法から、体型に合わせた選び方のポイントまで、具体的なアドバイスを提供します。是非、参考にしてください。

目次

適切な着物サイズを知るための基本

着物にも洋服と同じようにサイズがあります。
既製品やレンタル着物を利用する場合でも、正確なサイズ選びは欠かせません。
多少のサイズのずれは着付けでカバーできますが、許容範囲を超えると裾が足首から見えてしまったり、動くと着物がはだけてしまったりすることがあります。
適切なサイズの着物を選ぶためには、まず自分の体型をしっかりと把握し、着物の各部位の正確なサイズを知ることが重要です。
これにより、着物を美しく着こなすことができ、見た目の印象も大きく変わります。
しかし着物のサイズ選びは初心者にとって難しく感じることが多いですが、基本的な目安を押さえておくことで、自分に合った着物を選ぶことができます。
ぜひ、参考にしてください。

着物サイズの目安

着物サイズの目安

  • 身長
    着物のサイズから計算された許容範囲となります。
  • 身丈
    着られる方の身長よりも長くないと[おはしょり]が少なくなる可能性がございます。
    「おはしょり」とは、着物の前部分で、腰から下の裾を内側に折りたたむ部分です。具体的には、着物を着るときに、前身頃の裾の部分を少し折り込むことで、長さを調整します。

  • 裄丈とは首の後ろから手首までの長さを示します。
    腕の長さとなり、身長に比例して考えております。
    ご体型の号数が11号、13号と増えた場合、肩で裄長さがとられるため、裄が若干長く必要となります。
    反対に号数が7号と減った場合、裄の長さが短くなります。
    一般的な普通体型の裄丈長さをまとめました。
    • 身長145㎝ぐらい:裄63-66㎝
    • 身長150㎝ぐらい:裄64-67㎝
    • 身長155㎝ぐらい:裄65-68㎝
    • 身長160㎝ぐらい:裄66-69㎝
    • 身長165㎝ぐらい:裄67-70㎝
    • 身長170㎝ぐらい:裄68-72㎝
  • 身幅
    着物の「身幅」は、体に合った着心地やスタイルを決める重要な要素です。
    具体的には、以下の二つの幅が関係します。
    これらの幅を合わせて、着物の「身幅」となります。
    適切な身幅を選ぶことが、美しい着姿を作るための基本です。
    • 前幅(まえはば)
      前身頃の幅で、脇から前端までの長さを指します。
      前幅が適切であれば、着物を着たときに前の部分がきれいに整います。
    • 後幅(うしろはば)
      後身頃の幅で、脇から背中心までの長さです。
      後幅が適切であれば、着物の後ろがスムーズに体にフィットし、着崩れしにくくなります。

当店の着物サイズと選び方

  • 通常サイズ
    前幅25cm、後幅30cmで、7号~13号サイズのお着物を取り揃えています。
    こちらはヒップサイズが98cm以下の方に最適です。
  • 大きいサイズ
    15号~19号サイズのお着物は、ヒップサイズが98cm~110cmの方に対応しています。
    身長が160cm以上でヒップが98cm程度の場合は、大きいサイズを選ぶことをお勧めします。

着物選びにおいては、自分のヒップサイズを測ってから選ぶと安心です。
身幅が合わないと、着物が不自然に見えたり、着付けが難しくなったりすることがありますので、サイズ選びには慎重に対応しましょう。

着物のサイズの許容範囲

着物のサイズには、着付けによって調整できる許容範囲があります。
これにより、多少のサイズの違いがあっても、美しく着ることが可能です。
以下は、各サイズの許容範囲についての詳細です。

  • 身丈の許容範囲
    女性の場合、理想的には身長と同じくらいが望ましいですが、実際には身長の±5㎝以内であれば、着付けで調整することができます。身丈が少し長い場合は、裾を少し引き上げることで対応し、逆に短い場合は、おはしょりを調整することで補うことができます。この調整幅により、着物がしっかりと体に合うようになります。
  • 裄丈の許容範囲
    裄丈は、着物の中でも特に調整が難しい部分ですが、±3㎝以内であれば、比較的問題なく着用することができます。裄丈が長すぎる場合は、衣紋を調整したり、襟合わせを工夫することで対応し、短すぎる場合は、襟を広めにして見せる部分を調整する方法があります。
  • 身幅の許容範囲
    一般的には、前幅が22.5~24㎝、後幅が30.5㎝程度が標準とされていますが、着物は巻いて着るため、身幅の調整が比較的容易です。着物の身幅は、洋服よりも融通が利くため、少しのサイズ違いでも着付けによって調整することが可能です。前幅と後幅が少し異なっても、体型に合わせて調整できます。

これらのサイズの許容範囲を理解しておくことで、着物選びや着付けの際によりスムーズに対応でき、自分にぴったりの着物を見つける手助けになります。

レンタル着物のサイズでよくあること

着物を着る機会が少ない方や、初めて着物をレンタルする方にとって、サイズ選びは一つの悩みの種です。
しかし、身長と洋服のサイズが許容範囲内であれば、それほど心配する必要はありません。

一方、普段から着物をよく着る方は、自分にぴったりのサイズ感をしっかりと持っているため、レンタル着物が大きすぎると感じることがあります。
これは特に体型が小柄な方に多い問題です。

レンタル着物は、多くの人に対応できるようにサイズの許容範囲が広く設定されています。
そのため、着付けを行う先生方から「少し大きい」と思われることがあるかもしれません。
特に、身幅が広めに作られているレンタル着物は、細身の方にはオーダーメイドでないとぴったりと合わないことがあります。
しかし、着物は基本的に巻いて着るため、大きめの着物でも着付けで調整可能です。
この点を理解していただければ、レンタル着物でも問題なく着ることができます。

大きいサイズの紹介

サイズが合わない場合の対応策

着物サイズが合わない時の対応策

着物のサイズ選びは初心者にとって難しい場合があります。
特に、レンタルや既製品の着物では、自分の体型にぴったり合うものが見つからないこともあります。
そのような場合、サイズが合わないと感じたときにどのように着れば良いのでしょうか?
この記事では、サイズが合わない場合の具体的な対応策を紹介します。

身丈が合わない場合の対処法

着物のサイズ選びにおいて、身丈が適切でないと見た目や着心地に影響が出ることがあります。
身丈が身長と合わない場合の対処法を知っておくことで、より快適に、美しく着物を楽しむことができます。
身丈が長すぎる、または短すぎるときの具体的な対処方法を理解し、自分にぴったりの着物を見つけるためのヒントを提供します。

  • 身丈が身長よりも長い場合
    腰紐を少し高めの位置で結ぶと、おはしょりの幅を広くして、身丈が長すぎる場合でも自然に着付けることができます。

    それでも裾が低く感じる場合は、帯を結ぶ前におはしょりの裾を少し持ち上げ、その後再度腰紐を結び直して裾の位置を調整します。
    さらに、腰回りに余った布をうまくまとめることで、補正下着を減らしながら帯を結ぶことができる場合もあります。
    腰紐の位置を工夫して、おはしょりを調整し、全体のバランスを整えましょう。
  • 身丈が身長よりも短い場合
    高身長で着物の身丈が身長よりも短い場合は、衿の重ねる位置やおはしょりの調整でバランスを取ると良いでしょう。

    まず、衿を胸元の低めの位置で重ねることで、長襦袢を多く見せ、上半身の縦のラインを強調します。
    これにより、袖丈に余裕も出ます。
    また、腰紐は骨盤の位置で結び、おはしょりを少し低めに設定することで、裾の位置を調整し、身丈が短いことを目立たせずに着付けることができます。
    おはしょりが見えることで、腰紐が帯の中に隠れるため、裾の高さを適切に調整することが重要です。

裄が長い・短い場合の対処方法

  • 裄が長すぎる場合
    裄が手首のくるぶしまで隠れる程度が理想ですが、それよりも長い場合は以下の方法で調整できます。衣紋の抜き加減をきつめに設定したり、襟合わせを詰めたりすることで、裄の長さを短くすることが可能です。しかし、裄が長すぎる場合、これらの微調整しかできないことが多いです。
  • 裄が短すぎる場合
    実は問題ありません。歴史的に、着物は動きやすさを考慮して裄を短めに作られることが多かったため、現代でも短めの裄を楽しむことができます。普段着や街着として着物を着る際には、あえて裄を短めにするのもおしゃれな選択です。
    ただし、礼装や特別なシーンで裄が短すぎると感じる場合は、以下の方法で対処できます。
    • 襟合わせを広めにする
      襟合わせを広めに設定することで、裄の短さをカバーできます。
    • 衣紋の抜き加減を広めにする
      衣紋の抜き加減を広めにすることで、全体のバランスを整えられます。
    • 羽織を着て袖口を隠す
      羽織を合わせることで、袖口の短さを目立たなくすることができます。
    • 袖口を軽くつまむ
      袖口を軽くつまんで調整することで、見た目を整える方法もあります。

これらの方法を活用して、自分に合った着物の裄を調整し、美しく着こなしてください。

どうしてもサイズが心配な人向けのチェックの仕方

着物のサイズが合うかどうか心配な方のために、サイズ確認のための簡単なチェック方法をご紹介します。
これにより、着物の購入やレンタル時に安心して選ぶことができます。

  • 自身のサイズを測る
    自分の身丈(肩から裾までの長さ)、裄丈(背中心から袖口までの長さ)、前幅(前身頃の幅)、後幅(後身頃の幅)を正確に測定します。これにより、自分の体型に最適な着物サイズを把握できます。
  • 当店の基準と比較する
    測定したサイズと、当店で提供している着物のサイズ基準(前幅25㎝または29㎝、後幅30㎝または34㎝)を比較します。これにより、自分に合ったサイズがどの程度合うのかを判断することができます。
  • サイズの違いを確認する
    測定結果と当店のサイズ基準との差異を確認します。サイズが合わない場合は、着物の着付けや補正で調整が可能かどうかを検討します。具体的には、裾の長さや袖丈の調整が必要な場合があります。

このチェック方法を使って、着物のサイズ選びで不安を解消し、自分にぴったり合った着物を選んでください。

まとめ

着物の通販サイトやレンタルサイトでサイズを選ぶ際、どのサイズ情報を重視すればよいか迷うことがあります。
初心者が着物サイズに悩まないためには、以下の3つのポイントに注目することが重要です。

  1. 身長
  2. 裄丈
  3. ヒップ

これらのサイズポイントを確認することで、自分にぴったりの着物を見つけることができ、美しく着こなすことができます。
着物レンタルや購入の際は、必ずこれらのサイズ情報を確認し、自分の体型に合った着物を選ぶようにしましょう。

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