人生で最も特別な一日を彩る、花嫁衣装。
白無垢、色打掛、引き振袖――その一枚一枚には、繊細な手仕事によって美しい文様が描かれています。
けれど、それらの文様が『ただ美しいだけ』ではないことをご存じでしょうか?
実は、ひとつひとつの柄には、古来から受け継がれてきた「意味」や「願い」が込められているのです。
このページでは、花嫁衣装に用いられる主な吉祥文様の意味と、それに込められた想いをやさしく解説します。
選んだ一着の模様が、これから歩む人生の象徴になるかもしれません。
吉祥文様とは?
「吉祥(きっしょう)」とは、幸運や繁栄の兆しを表す言葉。
吉祥文様は、縁起が良いとされる動植物や自然現象、道具などをモチーフに、長寿・夫婦円満・子孫繁栄などの願いを込めてデザインされた、日本独自の伝統模様です。
和装における吉祥文様は、単なる装飾ではなく、新たな門出を祝う『お守り』のような役割を果たしています。
よく使われる吉祥文様とその意味
意味:長寿・夫婦円満
千年生きると言われる鶴は、古くから長寿の象徴とされてきました。
また、つがいになると一生添い遂げることから、夫婦の絆の深さを表す文様としても知られています。
意味:長寿・安泰
「鶴は千年、亀は万年」という言葉にもあるように、亀は不老長寿のシンボル。
甲羅の文様「亀甲柄」も、末永い安泰を願って多くの衣装に用いられています。
意味:おめでたい兆し・節目の祝福
寒さに耐える松、まっすぐ育つ竹、冬に花を咲かせる梅。
それぞれが“強さ”や“美しさ”の象徴であり、三つを組み合わせることで祝意を表します。
意味:美しさ・幸福・繁栄
春の訪れを知らせる桜、厳しい寒さを乗り越える梅、華やかさの象徴である牡丹。
花嫁の門出にふさわしい幸せを願う気持ちが込められています。
意味:末広がりの繁栄
開いた扇が広がっていく姿は、「未来が開けていく」ことの象徴。
末広がりな形から、繁栄や幸運の意味を持ちます。
意味:高貴さ・豊かさ
平安時代の貴族が使った牛車。
高貴で豊かな暮らしへの憧れや、花嫁が『お姫様のように』輝く姿を象徴しています。




衣装選びに、少しだけ『意味』を添えてみませんか?
花嫁和装に描かれた文様には、ご家族の幸せ、夫婦の未来、お子さまへの願い。
そんな『目には見えない想い』が、そっと込められています。
「この柄、可愛いな」と思ったその一着が、実はあなたの未来を象徴する意味を持っているかもしれません。
文様の意味を知ることで、選ぶ楽しさが、もっと深く、もっと心に響くものになるはずです。
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