七五三のお参りで奉納する絵馬には、どんな願いごとを書けばいいのでしょう?
この記事では、絵馬の意味や書き方のポイント、願いごとの例文をやさしくご紹介。
子どもの成長を願う、あたたかな時間をお届けします。
七五三のお参りで絵馬を奉納するのはなぜ?
七五三のお参りの際、神社に並ぶたくさんの絵馬を目にしたことはありませんか?
カラフルな絵馬に書かれているのは、それぞれのご家庭の『願いごと』。
でも改めて「どうして絵馬を奉納するの?」と聞かれると、ちょっと迷ってしまう方も多いかもしれません。
絵馬のルーツは、古来の『神様への贈りもの』から。
昔は本物の馬を奉納して祈願していたのが、やがて木の板に絵を描く形へと変わり、今のような絵馬になったといわれています。
七五三という特別な節目の日に、家族の願いを言葉にして託す。
それが「絵馬奉納」の意味なのです。


七五三の絵馬、何を書けばいいの?

迷わなくて大丈夫。願いごとは自由でOK
「七五三の絵馬、どんなことを書けばいいの?」
初めての七五三では、そう迷う方も多いもの。
でもご安心を。
絵馬に込める願いごとには、特別な決まりはありません。
たとえば
○○が元気にすくすく育ちますように
健康で楽しい毎日を送れますように
これからも笑顔あふれる日々でありますように
夢を見つけて、幸せな人生を歩めますように
大きくなったら、○○になれますように
○○小学校に無事合格できますように
このように、未来への想いをそのまま言葉にするだけで大丈夫。
縦書き・横書きどちらでもOK。
願いごとがひとつでも複数でも問題なし。
大切なのは、心を込めて書くこと。
誰が書くかにもルールはありません。
字がまだ書けないお子さまの代わりに、ご両親が代筆するのも素敵な方法。
そのときは、お子さまの「こんなふうになりたい」「こうしてみたい」といった想いをやさしく聞き取ってあげると、心のこもった一枚になります。
絵馬を書くときには、雨などでにじみにくい油性マジックや筆ペンを使うのがおすすめ。
裏面に願いごとを記し、「奉納」と書く面を表にして結ぶ。
日付や名前(イニシャルでもOK)を添えると、神さまにもより届きやすくなります。
個人情報が気になる場合は、名前はイニシャル、住所は都道府県のみにするなどの工夫を。
神社によっては、情報を保護するためのシールを用意しているところもあります。
絵馬が書き終わったら、「絵馬掛け」と呼ばれる場所に結びつけて奉納を。
設置場所は神社ごとに異なるため、不明な場合は社務所などで確認を。
願いを託すその瞬間、自然と背筋が伸び、心がすっと澄んでいくような感覚が訪れる。
家族の未来を思い描きながら、静かに絵馬を結ぶ時間は、何ものにも代えがたい大切なひとときに。
絵馬は記念に持ち帰ってもいい?
多くの神社では、絵馬は奉納していくものとされています。
ただし、書いた後に「記念として写真を撮る」ことは問題ありません。
(※フラッシュや撮影マナーにはご注意ください)
また、予備としてもう1枚購入し、記念に保管するご家庭もあるようです。
「このとき、こんな願いを書いたんだね」
数年後、成長したお子さまと一緒に見返す時間も、きっと宝物になるはずです。
七五三の絵馬はどうする?奉納と自宅での保管方法
七五三で絵馬を授与されたとき、すぐに奉納せずご自宅に持ち帰ることもあるでしょう。
神社やお寺には絵馬を飾るための専用の場所がありますが、ご自宅でどのように飾るのが最適か気になる方も多いでしょう。
ここでは、絵馬の正しい飾り方や保管方法について詳しくご紹介します。
七五三のご祈祷で絵馬をいただいた際に、どのように扱えば良いのか悩むパパやママもいらっしゃるかもしれません。
神社やお寺には絵馬を奉納する場所がありますが、ご自宅で飾る場合にも事前に方法を確認しておくと安心です。
- 正しい絵馬の奉納方法
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絵馬を書いた後、境内の絵馬所に飾るのが一般的な奉納方法です。
絵馬所には金属製のフックや木製の棒などが設置されており、絵馬のひもを引っ掛けて吊るします。
ただし、神社や地域によって飾り方が異なる場合があるため、事前に確認すると良いでしょう。
例えば、絵柄が表に来るように飾る場合もあれば、願い事が表に来るように飾るケースもあります。
分からない時は、神社の宮司さんや地域の方に確認しておくと安心です。 - 自宅での絵馬の保管方法
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七五三のご祈祷を受けた際にいただく絵馬を、自宅に持ち帰って飾ることもできます。
絵馬は本来、神様にお供えするものなので、人の目線よりも高い位置に飾るのが良いとされています。
神棚や床の間などの清らかな場所が適しています。
また、お神札や破魔矢など他の授与品と一緒に飾ると、より神聖な雰囲気を保つことができます。 - 忘れずに1年後の返納を
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七五三でいただいた絵馬は、約1年後や願い事が成就した時に神社やお寺に返納すると良いでしょう。
神様へのお礼と感謝の気持ちを込めて絵馬を奉納します。
神社やお寺では、絵馬を年に数回おたき上げしたり、どんど焼きで燃やして厄を落とす儀式を行っています。
炎の中に絵馬を入れることで、邪気を払い天に返すという意味があります。
絵馬以外にも!七五三でいただく授与品の意味と取り扱い方

七五三では絵馬だけでなく、千歳飴やお守りなど、さまざまな授与品をいただくことが多いです。
これらの授与品にはそれぞれに意味や役割があり、ご利益のある大切な品々です。
それぞれの授与品の意味や取り扱い方法を知り、正しく扱うことで七五三の行事をより深く楽しむことができるでしょう。
- 破魔矢(はまや)
-
破魔矢とは、魔よけの意味を持つ矢のことです。
古くから「破魔打(はまうち)」という儀式で使用され、現代でも七五三の縁起物として配布されています。
いただいた破魔矢は、人の目線より高い清浄な場所に飾るのが一般的です。
方角としては南向きや東向き、その年の凶方位に飾ると良いとされていますが、厳密なルールはないためご自宅の状況に合わせて飾ってください。
飾り終えた破魔矢は約1年後に神社やお寺で返納し、おたき上げやどんど焼きなどの行事で供養します。 - 千歳飴(ちとせあめ)
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千歳飴は七五三の代表的な授与品で、長寿を祈願する縁起物です。長さ1メートルにも及ぶ細長い形状が特徴で、「千歳飴のように細く長く粘り強く成長しますように」という願いが込められています。
いただいた千歳飴はそのまま食べる他、細かくカットして料理や手作りおやつに利用することもできます。
切ったり砕いたりしてもご利益には影響しないとされているので安心して楽しめます。 - お守り
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お守りは、ご祈祷を受けた方を厄から守るための授与品です。
七五三後はカバンに付けるなどして、お子さまの近くに置いておくと良いでしょう。
持ち歩かない場合は、絵馬や破魔矢と同様に、人の目線より高い清浄な場所に飾るのが望ましいです。
お守りも他の授与品と同じように、約1年後におたき上げや焼納にて供養するのが一般的です。
引き続きお守りを持ちたい場合は、古いものを奉納する際に新しいものと交換しましょう。
七五三の授与品を自宅で保管する期間と処分方法
七五三の授与品としていただいた絵馬や破魔矢を自宅に保管する際、どのくらいの期間飾っておけばよいのか悩むパパやママも多いでしょう。
ここでは、七五三の授与品を自宅に飾る期間と、その適切な処分方法について詳しくご紹介します。
正しい方法で処分することで、ご利益を保ちながら感謝の気持ちを示すことができます。
- 授与品の返納方法とタイミング
-
七五三でいただいた授与品は、1年間を目安に自宅に飾っておくのが一般的です。
1年が過ぎたら、いただいた神社やお寺に返納し、おたき上げをしてもらうのが良いでしょう。
返却のタイミングに厳密なルールはなく、七五三から1年を迎える時期に合わせて神社やお寺に訪れる際に返納すれば問題ありません。
ご祈願が成就した場合、お礼参りを兼ねて返納するのも良い機会です。 - 長期保管も可能
-
七五三の授与品は、日本の伝統を感じられる縁起物であり、お子さまの成長を迎えるたびに思い出として見せてあげたいと考えるご家庭も多いでしょう。
長く保管しておくことで、授与品のご利益を長く享受できると考えることもできます。
お子さまの進学や就職、成人式や結婚などの節目まで保管する場合は、ほこりがかぶらないように大切に扱いましょう。
これにより、七五三の思い出を長く大切にすることができます。
まとめ
七五三では、絵馬や千歳飴、破魔矢などの授与品が配られます。
絵馬の書き方に特別な決まりはなく、お子さまが自分でお願い事や絵を描く方法や、保護者が代筆する方法も一般的です。
絵馬は基本的に神社に奉納するものですが、ご自宅で保管する場合は神棚など人の目線より高く清らかな場所に飾ると良いでしょう。
また、七五三の授与品である破魔矢や千歳飴も、それぞれ縁起の良い意味が込められているため、丁寧に取り扱いましょう。

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