七五三冬の参拝も安心！寒い日でも快適な着物スタイルの作り方｜着物ライフスタイル

2024年10月17日2024年10月21日

七五三は日本の伝統的な行事で、3歳、5歳、7歳のお子様の健やかな成長を祝う大切な儀式です。
一般的には11月15日が七五三の日とされていますが、冬の寒い季節に七五三を行うご家庭も増えています。
この記事では、冬の七五三のメリットや防寒対策、12月・1月・2月の参拝時期ごとの注意点、そして防寒小物を取り入れたおしゃれな着こなし術をご紹介します。

冬の七五三は実はメリットがいっぱい！
寒い季節だからこそおすすめな理由

冬に七五三を行うことには多くのメリットがあります。
まず、神社が比較的空いているため、家族でゆったりと参拝できるのが大きな利点です。
秋の繁忙期では神社が混み合いがちですが、冬の参拝ならば混雑を避けることができます。

また、冬の澄んだ空気や雪景色が、写真撮影に一層の風情を加えます。
特に、冬の落ち着いた雰囲気の中での参拝は、家族にとって特別な思い出を作る絶好の機会です。

冬に七五三を行うタイミングの選び方

七五三は通常、11月15日に行われますが、これは旧暦に基づいた日付です。
旧暦の11月15日は、新暦で言う12月中旬から1月初旬にあたります。
そのため、12月や1月に七五三を行うことは、旧暦の流れに沿った理にかなった選択とも言えます。

さらに、2月に七五三を行う家庭も増えています。
これは、混雑を避けて静かな環境でゆったりと参拝できるためです。
特に冬の平日などは、人が少ないため、家族だけの特別な時間を楽しめます。

七五三冬の寒さ対策
着物で暖かく過ごすための工夫と持ち物リスト

寒い季節の七五三では、特に防寒対策が重要です。
お子様が寒さで体調を崩さないよう、しっかりとした準備が必要です。
ここでは、寒さに負けないための工夫と持ち物リストを紹介します。

着物での寒さ対策

着物は見た目は華やかですが、寒い時期には防寒の工夫が必要です。

インナーを工夫
着物の下に暖かいインナーを着用することで、見た目に影響を与えずに暖かさを保てます。
足元の対策
足袋の中に薄手のタイツやソックスを履くことで、足元の冷えを防ぎます。
ショールや上着を持参
寒い外での待ち時間や撮影の際に、着物に合うコートやショールを持参することも有効です。
特にファー素材のショールは華やかさと防寒を両立できるアイテムです。

冬の七五三の持ち物リスト

以下の持ち物を用意しておくことで、寒さに備えましょう。

手袋やマフラー
手や首元をしっかり保温できるアイテム。
足袋用のカイロ
冷えやすい足元を温めるために便利です。
使い捨てカイロ
ポケットに入れるタイプや、腰に貼るカイロもおすすめです。

防寒小物をちょい足しした着こなしの提案

寒い季節でも、おしゃれに防寒対策を楽しむことができます。
ここでは、防寒小物をプラスして、七五三の着物スタイルをさらに魅力的に見せる方法をご紹介します。

ファー素材のショールやマフラー

ファーショールをプラスすることで、暖かさと華やかさを両立できます。
特に白やクリーム色のファーショールはどのような着物にも合わせやすく、和装の美しさを引き立てます。

当店「着物レンタルマイセレクト」では、女の子用のセットに500円追加で選べるファーショールをオプションでご用意しております。
寒い日でも暖かく過ごせるだけでなく、華やかさもプラスされ、非常に人気です。

トレンドのバブーシュカ

今トレンドのバブーシュカは、防寒しつつ、レトロでおしゃれなスタイルを楽しむことができるアイテムです。
特にシンプルなデザインや淡い色合いのものを選ぶと、和装にマッチし、頭や耳を冷たい風から守ります。
七五三の装いにアクセントを加えつつ、寒さ対策としても優秀です。

可愛い耳あてや帽子

耳を保護するための耳あてや、帽子もおすすめです。
淡い色や落ち着いた柄のアイテムを選べば、和装スタイルとのバランスが取れ、全体の統一感を損ないません。

アームウォーマー

着物の袖口から冷気が入りやすいため、アームウォーマーは手首から肘を暖かく保つのに最適です。
ファーやニット素材のアームウォーマーを選べば、暖かさを確保しつつ、見た目もすっきりとした印象に仕上がります。

レギンスやレッグウォーマー

寒さが厳しい冬には、レギンスやレッグウォーマーも効果的です。
レギンスは薄手の素材を選ぶことで、着物のシルエットを崩すことなく、保温効果を発揮します。
また、レッグウォーマーは足袋と合わせて使用することで、足元の冷えを防ぎつつ、見た目もおしゃれに仕上げられます。

足元の防寒ブーツ

長時間外にいる場合、足元の冷え対策も重要です。
足袋に合わせてデザイン性の高い防寒ブーツを履くことで、暖かく過ごせるだけでなく、全体のバランスも整います。
特に女の子の場合、ブーツのデザインやカラーを工夫することで、ファッション性を高めることもできます。

防寒小物のバランスで差をつける着こなしアイデア

防寒小物を上手に取り入れることで、寒さを防ぐだけでなく、着物スタイルに一段と洗練された雰囲気を加えることができます。
ここでは、防寒小物同士のバランスを意識しながら、おしゃれに着こなすためのアイデアをご紹介します。

色の統一感を意識する

防寒小物の色を統一することで、全体のコーディネートに統一感を持たせることができます。
例えば、淡い色の着物にはベージュやグレー、クリーム色のアイテムを揃えると、自然なまとまりが生まれます。
一方で、アクセントをつけたい場合は、一つだけ濃い色の小物を取り入れることで、シンプルながらもおしゃれに仕上がります。

素材の質感を合わせる

防寒小物は素材感にも注意を払いましょう。
ファーショールを使用するなら、耳あてやアームウォーマーもファー素材にすると、全体的に質感が揃い、違和感がありません。
ニットやウールの防寒アイテムも、他の小物と合わせると統一感が生まれます。

防寒アイテムの分量をコントロール

防寒アイテムを多く取り入れすぎると着膨れしてしまうことがあります。
例えば、レギンスやレッグウォーマーを着用する場合は、アームウォーマーやファーショールなどの大きなアイテムを控えめにしてバランスを取りましょう。
体感温度に合わせてどの部分を強化するかを考え、コンパクトにまとめることがポイントです。

デザインをシンプルにまとめる

着物自体が華やかな場合は、防寒小物のデザインはシンプルにまとめることで、全体のバランスが良くなります。
無地や落ち着いた柄の防寒アイテムを選ぶと、和装の美しさが際立ちます。

冬の七五三参拝時の注意点
12月・1月・2月それぞれの時期に気をつけるポイント

冬の七五三は月ごとに異なる注意点があります。
12月、1月、2月の気候や混雑状況を踏まえ、しっかり準備を整えましょう。

12月の七五三参拝

2024年12月の大安は、1日（日）、7日（土）、13日（金）、19日（木）、25日（水）です。
寒波が来る可能性があるため、乾燥対策と防寒をしっかり行いましょう。
特に乾燥しやすい肌には、リップクリームやハンドクリームを持参することをお勧めします。

1月の七五三参拝

2025年1月の大安は、5日（日）、11日（土）、17日（金）、23日（木）です。
1月は初詣の時期と重なり、特に週末や大安の日は混雑が予想されます。
雪が降ることも多い時期なので、積雪や路面の凍結に備え、滑りにくい靴を用意すると安心です。
また、写真撮影を行う際は、風の影響が少ない午前中にスケジュールを組むと、光の具合もよく、撮影しやすいでしょう。

2月の七五三参拝

2025年2月の大安は、2日（日）、8日（土）、14日（金）、20日（木）、26日（水）です。
2月は特に寒さが厳しい月です。
特に北日本では積雪が多くなるため、滑りにくい靴や雪道に適した装備を整えることが大切です。
また、風が強い日もあるため、耳あてや帽子で防寒対策を万全にしておくとよいでしょう。

七五三の写真撮影
冬ならではの撮影スポットと工夫

七五三の写真撮影は一生の思い出になりますが、冬の七五三ならではの特別なシーンを撮影するチャンスもあります。
雪景色や冬の静けさを活かした撮影は、他の季節には得られない風情があります。

冬の美しい撮影スポット

雪景色の神社
雪が積もった神社の赤い鳥居や境内は、和装と美しいコントラストを作り出します。
特に晴れた日には、冬ならではの透き通った空気の中で、澄んだ青空と雪の白さが映え、写真に収めると非常に美しいです。
和風庭園や公園
冬の静けさを背景にした庭園や公園も、七五三の写真撮影スポットとして人気です。雪や落ち葉が敷き詰められた庭園での撮影は、家族写真に落ち着いた雰囲気を加えます。
室内スタジオ
雪や寒さが厳しい場合は、室内のスタジオでの撮影が安心です。
スタジオでは、天候に左右されず、理想的な照明や背景を使って、プロフェッショナルな写真を撮ることができます。

撮影時の工夫

冬の寒さを考慮して、短時間で効率的に撮影を行う工夫が求められます。
お子様が寒さに長時間耐えられる時間は限られているため、事前に撮影スポットを決め、カメラマンと打ち合わせを行うことが大切です。
写真撮影にかかる時間を短縮するためにも、事前にポーズや構図をイメージしておくとスムーズに進められます。

七五三に向けた冬の体調管理のポイント

寒さが厳しい冬の七五三では、家族全員の体調管理が成功の鍵となります。
特にお子様は体調を崩しやすいので、事前の予防策が重要です。

お子様の体調管理

バランスの取れた食事
免疫力を高めるために、体を温める食材を積極的に摂ることが大切です。
しょうがや根菜類は、冬に最適な食材で、体を内側から温める効果があります。
また、ビタミンCやDを含む食材も、免疫を高めて風邪の予防に役立ちます。
十分な睡眠
七五三当日には早朝からの準備が必要です。
前日には早めに就寝し、しっかりと睡眠を取ることが体調を整えるために重要です。
感染症対策
手洗いやうがい、マスクの着用を徹底し、風邪やインフルエンザなどの感染症予防に努めましょう。
さらに、ホッカイロや保温性の高い衣服で、体温を維持することも大切です。

まとめ
冬の七五三を快適に過ごすためのポイント

冬に七五三を行う際には、防寒対策と体調管理をしっかり行うことが大切です。
防寒小物をうまく取り入れて、寒さに負けずにおしゃれで快適な和装スタイルを楽しみましょう。
また、写真撮影も冬ならではの風情ある風景を背景に、特別な思い出を残すチャンスです。

当店「着物レンタルマイセレクト」では、七五三用の着物レンタルセットを豊富に取り揃えております。
特に、女の子用セットには、500円の追加オプションでカラーが選べるファーショールをご用意しています。
寒い日でも暖かく華やかに過ごせるアイテムとして人気があります。
ぜひ、冬の七五三を当店の着物で彩り、素敵な思い出をお作りください。