七五三を迎えるママたちにとって、髪型をどうするかは悩みのひとつです。
プロに頼らずセルフでヘアアレンジするのもおすすめです。
美容室に行かなくても、自分で手軽にセットできれば、お金も時間も節約できて一石二鳥！
今回は、七五三にぴったりのママの髪型のポイントと、髪の長さ別に簡単にできるセルフアレンジをご紹介します。
お子さまの晴れ舞台を、ママ自身も素敵なスタイルで一緒に楽しみましょう！
七五三のママにぴったりな髪型のポイントを徹底解説
七五三は、家族にとって特別でフォーマルな行事です。
そのため、ママの髪型もカジュアルすぎず、上品な印象を心がけることが大切です。
お子さまが主役の一日だからこそ、ママのヘアスタイルも控えめでありながら、さりげないおしゃれを楽しめるものを選びましょう。
大切なのは、子どもの可愛らしさを引き立てながらも、ママ自身も自信を持って過ごせるスタイルを見つけること。
派手すぎないけれども、しっかりと存在感があり、写真映えする髪型が理想的です。
家族の思い出をより一層華やかにするために、七五三にふさわしいバランスの取れたヘアスタイルを選んでみてください。
ヘアカラー
七五三というフォーマルな場にふさわしい髪色は、やはり落ち着いたトーンが定番です。
黒やこげ茶のような深みのあるカラーは、上品でありながらもシックな雰囲気を演出し、和装にも洋装にもよく合います。
特に暗めの色は、全体のバランスを整え、優雅さを引き立ててくれるので、多くのママに選ばれています。
とはいえ、七五三の髪色に「こうでなければならない」という決まりはありません。髪色が明るめのママでも、そのままのスタイルで素敵に過ごしていただけます。
大切なのは、自分らしいスタイルを楽しみながら、心地よく過ごせること。
ヘアスタイル
七五三のママにおすすめの髪型は、やはり写真映えするアップスタイルです。
高めの位置で髪をまとめるアップスタイルは、華やかでありながら上品さも兼ね備えているため、七五三のようなフォーマルな場にぴったりです。
実際、七五三で和装や洋装を問わず、アップスタイルにしているママをよく見かけます。
アップスタイルは、結婚式などの特別な場でも定番で、どんなスタイルにも自然に馴染みやすいのが魅力です。
和装ならすっきりとした印象を与え、洋装でもエレガントさを演出します。
一方、髪が短いママも心配ありません。ダウンスタイルでも十分に素敵で、きちんと感を保ちながら七五三にふさわしい印象を作ることができます。
ヘアスタイルは、美容院でプロに頼むのも一つの方法ですが、セルフで簡単にアレンジできるスタイルもたくさんあります。
髪飾り
七五三でのママの髪型には、小ぶりで上品な髪飾りがぴったりです。控えめな髪飾りは、全体のバランスを整え、フォーマルな場にふさわしい印象を与えてくれます。
おすすめの髪飾りとしては、花のモチーフがついたバレッタや、シンプルで上品なパールのUピンがあります。これらは、さりげなく華やかさをプラスしてくれるアイテムです。また、玉かんざしや平打ちかんざしなどの伝統的なかんざしも、和装にはもちろん、デザイン次第で洋装にもよく合います。かんざしというと和装のイメージが強いかもしれませんが、最近では洋装に合うシンプルでモダンなデザインも多く揃っています。
髪飾りは、あまり派手で大ぶりなものを避けるのがポイントです。主役である子どもの華やかな髪飾りよりも控えめにすることで、全体のコーディネートが上品にまとまり、家族写真でも美しいバランスを保てます。
セルフで簡単！初心者でもできるヘアアレンジ
五三のママにおすすめのヘアアレンジは、セルフで簡単にできるスタイルです。
お子さまを連れて美容院に行くのは手間がかかりますし、何より自分でアレンジすれば、理想の仕上がりを自分のペースで楽しめるというメリットがあります。
お金や時間の節約にもなるので、忙しいママにはぴったりです。
セルフでのヘアアレンジを成功させるためには、事前に何度か練習をしておくことをおすすめします。
ちょっとしたコツを掴めば、簡単におしゃれで洗練されたスタイルが完成します。
和装にぴったり！おすすめの髪型
七五三でママが着物を着るときには、基本的にアップスタイルが定番です。
ショートヘアで髪を結べなくても大丈夫。
短めの髪でも工夫次第で和装にぴったりなスタイルを作ることができます。
前髪は、顔にかからないように横に流すと、上品で落ち着いた印象に仕上がります。
特に、フォーマルな場面ではこのようなスタイルが好まれます。
ここからは、髪の長さ別に、セルフで簡単にできる和装に合うヘアアレンジのアイデアをご紹介します。
忙しいママでも、自宅で手軽に美しく仕上げられるスタイルをぜひ試してみてください。
ショート
「ショートだからヘアアレンジが難しい」と感じることもあるかもしれませんが、少し工夫するだけで着物に映える素敵なヘアスタイルを作ることができます。
ショートヘアでも楽しめるポイントは3つあります。
- トップのシルエット
トップの部分をふんわりとさせることで、バランスが良くなり、和装に合った上品な印象を作り出します。 - 顔周りの髪の毛
前髪や顔周りの髪は、軽く外ハネにすると、柔らかく華やかな印象になります。顔にかからないようにスタイリングすると、清潔感もアップします。 - ベタつかないバームワックス
仕上げには、ベタつきのないバームワックスを使用して、自然なボリューム感を出しましょう。軽い仕上がりでスタイルが長持ちします。
ヘアアレンジの手順
まず、前髪を取り、ヘアアイロンで軽く巻いて、顔周りの髪は外ハネに整えます。
これにより、柔らかく立体感のあるスタイルになります。
次に、頭のてっぺんの髪を取り、円を描くようにしてカールをつけていきます。
両サイドの髪にも同様にカールをつけて、全体にボリュームを出します。
これでバランスの良いシルエットが完成します。
最後に、手にバームワックスを取り、髪の内側からなじませていきます。内側からつけることで、髪がふんわりと仕上がり、自然なボリュームが生まれます。
このひと手間で、ショートヘアでも和装にぴったりなスタイルが完成します。
さらに、髪飾りをプラスすると、着物姿がより一層華やかに映えます。
ボブ
ボブ程度の髪の長さがあれば、七五三にもぴったりなアップスタイルを簡単に作ることができます。
普段は「オフィススタイル」としても使えるこのアレンジ方法を少しアレンジするだけで、和装にもしっかりマッチするエレガントなヘアスタイルになります。
ヘアアレンジの手順
ヘアゴム、ピン、バレッタなどのアクセサリーを準備しましょう。
後ろ髪のサイド部分を取り、ひとつに結びます。
その結び目をくるりんぱして、髪をふわっと引き出しながら自然な感じにほぐしていきます。
残った後ろ髪をねじりながら上に持ち上げて、ピンでしっかりと留めていきます。
反対側の髪も同様にねじってピンで固定します。
毛先もピンでしっかり留めて、全体の中に隠れるように整えます。
全体のバランスを見ながら軽くほぐし、最後にバレッタやヘアピンなどのアクセサリーをつけて仕上げます。
このアレンジなら、ボブの長さでも簡単に和装に合うエレガントな髪型が完成します。
ミディアム
ミディアムヘアは、アップスタイルが簡単にできる長さなので、七五三のような特別な日にぴったりです。
今回ご紹介するヘアアレンジはピンを使わず、ヘアゴムだけで仕上げるので、頭が痛くならずに一日中快適に過ごせます。
ヘアアレンジの手順
まず、ヘアアイロンとヘアゴムを用意します。
ヘアアイロンを使って、髪の表面だけに軽くウェーブをつけます。
これで自然な立体感が生まれます。
おくれ毛と毛先を少し残して、残りの髪をまとめてお団子を作り、トップの部分を指で軽く引き出して、ふんわり感を出します。
残った毛先をもう一度結んでから、くるりんぱします。
くるりんぱの穴にお団子を入れ込めば、ゴムが見えないようにカバーできます。
毛先をしぼってお団子を固定し、余った毛先はお団子の中に入れ込みます。
最後に、お団子を軽くほぐして自然な感じを出し、残しておいたおくれ毛をヘアアイロンで巻いて完成です。
このミディアムヘアのアレンジは、和装にぴったりのエレガントで華やかなスタイルです。
ピンを使わないので、長時間でも快適に過ごせること間違いなし！
ロング
ロングヘアのママには、上品で華やかなお団子ヘアがおすすめです。
お団子スタイルは着物と相性が良く、写真映えも抜群です。
セルフで簡単にできるので、忙しい朝でも短時間で仕上げられます。
ヘアアレンジの手順
まずはヘアゴムとピンを用意します。
ポニーテールを作る位置が重要です。
あごと耳の延長線上で髪を束ねると、顔が小さく見える効果があります。
ポニーテールを2つに分けて、ゆるくツイストしていきます。
きっちりまとめすぎるとほぐしにくくなるので、ゴムで束ねる前に軽くほぐしておくのがポイント。
爪を使って下から髪をほぐすと、自然なボリュームが出やすいです。
ツイストした髪をお団子状に巻きつけて、ピンでしっかりと固定します。
トップや後頭部の髪を指や爪で軽く引き出し、全体に丸みを持たせながらふんわりと仕上げます。
これでかわいらしいお団子の完成です。
洋装に合う魅力的な髪型
ロングヘアのママには、アップスタイルやハーフアップがおすすめです。
これらのスタイルは、ワンピースやスーツなどの洋装にぴったりで、きちんと感と華やかさを両立できます。
また、セルフで簡単にアレンジできるので、忙しい朝でも手軽にスタイルを仕上げることが可能です。
ショートやミディアムの長さのママは、ダウンスタイルを活かしてスタイリング剤を使い、自然な流れを整えるだけでも素敵に仕上がります。
ショート
ショートヘアでも華やかな印象を演出したいママには、パーマ風のヘアアレンジがおすすめです。
簡単にできて、ワンピースなどの洋装にもぴったりのスタイルに仕上がります。
ヘアアレンジの手順
まず、ヘアアイロンとヘアバームを準備します。
表面の髪を根元からまっすぐに引っ張りながら、ヘアアイロンを当てていきます。
毛先にアイロンを当てる際は、手首を内側にひねるようにしながら巻くと、自然なカールができます。
このとき、髪を引っ張る力が弱くならないように注意しましょう。
残りの髪も同様にアイロンを当てて、髪全体に均一な動きをつけます。
仕上げに、えりあしから内側、そして表面の順にヘアバームをなじませます。
これで髪にツヤとまとまりが生まれ、より華やかな印象に仕上がります。
ボブ
ボブヘアでも、ちょっとした工夫でボリューム感のあるお団子スタイルを作ることができます。
ここでは、2つのお団子を1つに見せるテクニックをご紹介します。
ハイネックの洋服にもよく合い、セルフで簡単に実践できるので、ぜひ試してみてください。
ヘアアレンジの手順
まず、コテ（ヘアアイロン）とヘアゴム、ピンを準備します。
コテを使って、髪の表面を軽く巻いていきます。
これで、全体に動きと立体感が生まれます。
おくれ毛を残しながら、髪をハーフアップにして後ろで結び、その結び目をお団子にします。
このとき、耳の前のおくれ毛を少し出して、柔らかい印象をプラスしましょう。
残った後ろの髪も同様にまとめてお団子にします。
2つのお団子をできるだけ近づけて配置することで、ボリューム感を出します。
襟足の部分にもおくれ毛を少し出して、自然な感じを演出します。
頭のトップとお団子を指で軽くほぐし、ふんわり感を出します。
最後にピンでお団子をしっかりと固定して整えます。
ミディアム
ミディアムヘアのママには、洋装にぴったりのふんわりお団子スタイルがおすすめです。
ポイントは、全体を「いかに柔らかくふわっと見せるか」にあります。
このスタイルなら、可愛くなりすぎず、こなれ感を演出できるので、大人の女性にもぴったりです。
ヘアアレンジの手順
コテ（ヘアアイロン）、ヘアゴム、ピンを用意します。
コテを使って髪の表面を軽く巻き、柔らかな動きを出します。
サイドの髪は後で使うので、そのまま残しておきます。
残りの髪を後ろの低い位置でひとつに結びます。
このとき、トップの部分を指で軽くほぐして、ふんわり感を出します。
結んだ髪を三つ編みにし、爪でつまむようにして大きくほぐします。
毛先を内側に入れ込むようにして、三つ編みをお団子にまとめます。
うしろや横、もみあげ部分におくれ毛を少し出し、ナチュラルな雰囲気を演出します。
残しておいたサイドの髪をねじり、反対側にクロスさせてピンで留めます。
両サイド同じように固定します。
耳の部分を軽くほぐして、よりゆるやかな印象を作ります。
最後に、お団子を軽くほぐして形を整え、おくれ毛はコテで外巻きにして完成です。
ロング
ロングヘアのママには、洋装にぴったりの「夜会巻き」スタイルがおすすめです。
夜会巻きは崩れにくく、華やかな印象を与えるため、特別な日にもぴったりのアレンジです。
少しだけ手順が複雑ですが、落ち着いて取り組めば、セルフで素敵に仕上がります。
ヘアアレンジの手順
ワックスと「きっちり留まる夜会巻き」（固定用のアクセサリー）を用意します。
手にワックスをつけ、髪全体に均等に行き渡るようになじませます。
これにより、髪がまとまりやすくなり、アレンジがしやすくなります。
髪のトップの3分の1程度を取り、後ろで軽く結んでおきます。
この部分は後でアレンジに使います。
残りの髪に「きっちり留まる夜会巻き」の固定軸を通し、固定軸を5cmほど下の位置に移動させます。
次に、根元から髪を上に向かってねじり上げ、しっかりと固定します。
上部に残しておいた髪を取り、左側に分けながらねじり、全体をまとめていきます。
全体のバランスを見ながら軽くほぐし、最後に毛先をまとめて結びます。
髪の質感を調整することで、きっちりとしたスタイルにも、ゆるふわで大人っぽいスタイルにもアレンジが可能です。夜会巻きは、仕事やフォーマルな場面はもちろん、プライベートで大人っぽく魅せたいときにも使える万能なスタイルです。
まとめ
今回は、七五三を迎えるママのための髪型のポイントと、セルフでできるヘアアレンジの方法をご紹介しました。
七五三の髪型は、洋装・和装を問わず、アップスタイルが基本的におすすめです。
ただし、ショートやミディアムの長さでも、ダウンスタイルで美しくまとめることが可能です。
前髪や髪の表面を整えるなど、少し手を加えるだけで、よりフォーマルな印象に仕上がります。
また、髪飾りは小ぶりで控えめなデザインを選ぶと、上品な雰囲気を保てます。
ポイント
- 七五三のママのヘアスタイルは、主役であるお子さまより目立ちすぎないように心がけましょう。
- 髪の色は落ち着いたトーンが定番ですが、ハイトーンでもママらしいスタイルを楽しめます。
- 基本はアップスタイルがおすすめですが、セルフでも簡単にできるアレンジがたくさんあります。
- 髪飾りは小さめで、派手すぎず揺れないものを選ぶと安心です。
特別な日には、ちょっとした髪型のアレンジで家族の思い出をもっと素敵に。
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