商品詳細
商品番号 | mito_77 |
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商品名 | い-502 波 |
素材 | 表地:正絹100% 裏地:比翼仕立合成繊維 |
サイズ | 裄67cm・身丈157cm・袖丈48cm サイズの詳細は*こちらをクリック*してください。 |
対応身長 | 148cmから157cm位 / 洋服サイズ 7~13号位まで |
コーディネート | 留袖(着物)以外の帯や小物などはお選び頂いた着物に合わせて当店スタッフがコーディネートさせていただきます。 ご要望などのあるお客様は備考欄に具体的にご記入ください。 |
注意事項 | 商品の色目につきましては、お客様のご覧になられますパソコン機器及びモニタなどの違いにより実際の商品素材の色と相違する場合が御座います。予めご了承下さい。 |
注意事項2 | 帯に関しましては、商品の出荷状況などにより同じ物をご用意させて頂くお約束ができません。同じような帯のイメージでコーディネートさせて頂きますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。 |
留袖カテゴリ一覧
いぶし銀のような品性が薫る。シンプルな伝統文様の黒留袖
波の文様を背景に、蔓帯文(かずらおびもん)や雪輪、丸紋がシンプルに取りあわせられた古典的な渋好みの黒留袖です。おだやかな波には「平穏な暮らしが長くつづきますように」という願いが込められています。波にたゆたう蔓帯文は能装束のひとつで、能を演じる人が面をつける前に髪の毛を押さえるために鉢巻状に頭に巻く細くて長いリボンのことです。蔓帯のなかに葡萄唐草や唐花、亀甲などの吉祥文様が所狭しと詰め込まれています。メインの文様の雪輪には、花喰い鳥のような鶴と高貴な菊が詰められています。雪輪は豊年を象徴する文様です。その由来は、雪の多い年は豊作だったという経験知からなのかもしれません。あるいは万葉集3925にある葛井諸合(ふじゐもりあい)作「新しき年の初めに豊の年しるすとならし雪の降れるは」からなのかもしれません。ともあれ礼装に使われる雪の文様は、豊年の象徴として扱われます。桃山時代や江戸時代には能装束の文様として愛されました。波間に浮かぶ丸紋は3つ。松の丸紋、竹の丸紋、梅の丸紋と、それぞれがおめでたさを表します。後ろ身ごろの雪輪には、菊の花から飛び立つような鶴の姿と波間に浮かぶ竹の丸紋が浮かび上がります。シンプルな伝統文様の取り合わせが、ご祝儀の席にふさわしい礼を尽くします。