商品詳細
商品番号 | mito_291 |
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商品名 | N-272 江戸解き S |
素材 | 表地:正絹100% 裏地:比翼仕立合成繊維 |
サイズ | 裄66cm・身丈159cm・袖丈49cm サイズの詳細は*こちらをクリック*してください。 |
対応身長 | 145cmから159cm位 / 洋服サイズ 7~13号位まで |
コーディネート | 留袖(着物)以外の帯や小物などはお選び頂いた着物に合わせて当店スタッフがコーディネートさせていただきます。 ご要望などのあるお客様は備考欄に具体的にご記入ください。 |
注意事項 | 商品の色目につきましては、お客様のご覧になられますパソコン機器及びモニタなどの違いにより実際の商品素材の色と相違する場合が御座います。予めご了承下さい。 |
注意事項2 | 帯に関しましては、商品の出荷状況などにより同じ物をご用意させて頂くお約束ができません。同じような帯のイメージでコーディネートさせて頂きますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。 |
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江戸解き文様の控えめな装いで、お祝いの気持ちを表す
水辺に草花が咲き、遠山に霞たなびく様子も伺える、絵画的な模様の黒留袖です。このような文様のことを「江戸解き(えどとき)文様」と言います。似たところで、京都御所好みの御殿風文様「御所解き(ごしょどき)文様」があります。流水や草花が描かれた風景文様という共通点はありますが、江戸解きと比較して少し控えめな印象があります。江戸好みの割とあっさりとした印象でしょうか。きらびやかさが抑えめ、とはいえ、柄のボリュームはしっかりとあります。おめでたいものの象徴的な存在「松竹梅」や「杜若(かきつばた)」「菊」、後ろ身頃には、「柳」や橋の情景も描かれています。この頃の女性たちは、非常に文学に明るく、自分が好きな一場面などを切り取って、お着物の文様に使うことが多かったそうです。そのお話を知っている人にしかわからない、とても高貴なあそびでした。いつの世も、やはり女性は衣服で楽しみ、自分を表現してきたのでしょう。物語の一幕をそっと垣間見ているようなそんな優しい雰囲気もあります。派手派手しさがないので、とても控えめな立場が望ましい場面にぴったりです。