商品詳細
商品番号 | mito_169 |
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商品名 | N-148 道長取りに貝桶 |
素材 | 表地:正絹100% 裏地:比翼仕立合成繊維 |
サイズ | 裄68cm・身丈165cm・袖丈49cm サイズの詳細は*こちらをクリック*してください。 |
対応身長 | 153cmから165cm位 / 洋服サイズ 7~13号位まで |
コーディネート | 留袖(着物)以外の帯や小物などはお選び頂いた着物に合わせて当店スタッフがコーディネートさせていただきます。 ご要望などのあるお客様は備考欄に具体的にご記入ください。 |
注意事項 | 商品の色目につきましては、お客様のご覧になられますパソコン機器及びモニタなどの違いにより実際の商品素材の色と相違する場合が御座います。予めご了承下さい。 |
注意事項2 | 帯に関しましては、商品の出荷状況などにより同じ物をご用意させて頂くお約束ができません。同じような帯のイメージでコーディネートさせて頂きますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。 |
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平安絵巻を思わせるような、雅やかな装い
道長取り(みちながどり)の几帳(きちょう)と貝桶が平安時代の宮中を思わせる、雅な装いです。前身頃から後ろ身頃へ、たなびく姿が描かれているのは、平安貴族の邸宅で用いられた几帳。源氏物語絵巻などでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。衝立の柱から布製の帳(とばり)を垂らした物で、帳には美しい染織物が用いられます。こちらの几帳の帳は、道長取りと呼ばれる、様々な文様の和紙をちぎって貼り合わせたような文様です。この文様を好んだ藤原道長の名が名前の由来となっているところからも、平安の香りが漂いますね。道長取りのそれぞれには、亀甲、蜀江(しょっこう)、松菱、宝尽くしといった、やはり古典的かつ縁起の良い文様が用いられています。そして、几帳の上に描かれているのは、貝合わせの貝を収める貝桶。貝合わせは、二枚貝の内側に和歌や美しい絵柄をつけて、互いに合わせて遊ぶ、公家の風雅な遊びです。貝桶というと、婚礼用の文様のイメージが強いかたもいらっしゃるかも知れませんが、几帳と同様に、宮中文化に由来する雅な文様の一つとして、場面を問わず着用することができます。黒留袖らしく格調高く装おうとすれば、雅な古典意匠は最適、王道といえる黒留袖で、晴れの日に花を添える装いはいかがでしょうか。