商品詳細
商品番号 | mito_135 |
---|---|
商品名 | 北289 水景色に孔雀 |
素材 | 表地:正絹100% 裏地:比翼仕立合成繊維 |
サイズ | 裄68cm・身丈154cm・袖丈49cm サイズの詳細は*こちらをクリック*してください。 |
対応身長 | 153cmから154cm位 / 洋服サイズ 7~13号位まで |
コーディネート | 留袖(着物)以外の帯や小物などはお選び頂いた着物に合わせて当店スタッフがコーディネートさせていただきます。 ご要望などのあるお客様は備考欄に具体的にご記入ください。 |
注意事項 | 商品の色目につきましては、お客様のご覧になられますパソコン機器及びモニタなどの違いにより実際の商品素材の色と相違する場合が御座います。予めご了承下さい。 |
注意事項2 | 帯に関しましては、商品の出荷状況などにより同じ物をご用意させて頂くお約束ができません。同じような帯のイメージでコーディネートさせて頂きますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。 |
留袖カテゴリ一覧
奥ゆかしい柄に心奪われる黒留袖
美しい四季の花々と水辺の鳥が、水景色に溶け込むように描かれている黒留袖です。芸術性の高い一着といえます。主となる花は、万寿菊と藤の花となるでしょう。万寿菊(まんじゅぎく)は、菊の花をふっくらとした丸い花の形で描いた文様。菊の花が、饅頭のような柔らかいぷっくりした形になり、より可愛らしくみえます。『饅頭菊』から『万寿菊』の意味が派生し、万年生きられるようにとの意味が込められた長寿を願う文様です。こちらの藤は淡い紫と白の鮮やかなコントラストが目を楽しませます。藤は、生命力が強く、そして稲穂に形が似ているので、子孫繁栄や豊作を意味する縁起の良い文様です。また平安貴族の愛した高貴な花であり、公家の装束に用いられてきた有職文様(ゆうそくもんよう)としても好まれてきました。可憐な万寿菊とエレガントな藤の花。相反する美しい花々が、霞がかった水辺の景色に描かれていることで幻想的な水景色を完成させています。水辺のほとりには麗しい孔雀が配されています。孔雀は平安時代には鳳凰に称えられるぐらいなので、美しい姿だけに注目しがち。しかし繁殖力が強い鳥であることから子孫繁栄の意味を持つおめでたい柄なのです。全体が優しいタッチで描かれており、奥ゆかしい上品さをまとうお着物。しかし門出のお祝いに相応しい柄は、しっかりとあしらわれているので、堂々と慶事の席に着用できます。大人の女性を品良く見せながらも、かわいらしく装うことができる一着です。